水風呂って頭まで潜っていいのか分からない。。。
サウナに入った後は通常、水風呂に入り体を冷まします。
その水風呂の入り方にもマナーは存在します。
サウナが好きな人でも様々な人がいて、中には周りのことを考えない無礼者がいるのも事実です。
YouTubermのはじめしゃちょーもサウナでのマナーについてもこちらにて言及しています。
そこで今回は、
サウナでの水風呂のマナーについてサウナスパ健康アドバイザーが詳しく説明します。
サウナ後の水風呂に潜るのは禁止?
結論から言いますと、サウナ後の水風呂に潜るのは、
基本的には、水風呂に潜るのは禁止
※潜れるサウナもあります。
となります。
潜ってはいけない理由は?
潜れない理由としては、衛生的な部分とマナー的な部分があり、
などがあげられます。
顔や髪を水につけると衛生上悪い
ご存知の通り、サウナでは大量の汗をかきます。
シャワーや掛け湯をしてから水風呂に入るわけですが、それでも髪の毛にはかなりの汗が残っています。
髪の毛は肌とは違い、たくさんの水分を吸収することができますからね。
その髪を水風呂に直接入れる行為を続けると、汗まみれの水風呂が完成してしまいます。
こんな水風呂、気持ち良くても入りたくないですよね。
また、顔についても同様で、顔は他の皮膚より多くの油分を出します。
水風呂に潜ることにより、顔の油分も水風呂に含ませることになります。
ということは、潜ると髪の毛についた汗と顔の油分が多く配合された水風呂の完成です。
考えただけでも最悪ですね。
中でもひどいのは、サウナ後に汗を流さないで水風呂に潜り込んでくる人です。
こんな人はモラルのかけらもないので近づくのをやめましょう。
公衆的に迷惑
水風呂に潜ると、先ほども説明した通り衛生的に不衛生です。
水風呂に潜らないでマナーを守っている人は、水風呂に潜ると衛生的に良くないことを認知しています。
マナーを守っている人の前で水風呂に飛び込んで潜るマナー違反者がいたらどうなるか予想もつくと思いますが、
かなり不快な気分になります。
サウナでととのいに来ているのに、目の前で堂々とマナー違反をされると確実に不快な気分になりますよね。
ただ、ここで揉めてしまってドラブルや揉め事に巻き込まれるのだけは避けた方がいいでしょう。
1番は施設のスタッフの方に言うのが得策です。
1 入浴者は、公衆浴場において、浴そう内を著しく不潔にし、その他公衆衛生に害を及ぼす虞のある行為をしてはならない。
2 営業者又は公衆浴場の管理者は、前項の行為をする者に対して、その行為を制止しなければならない。
厚生労働省の公衆浴場法にも記載されている通り、著しく不潔な行為をしている場合は管理者(スタッフ)がその行為を止めてくれるので、自分がイライラしてトラブルを起こす前にスタッフに言うのが望ましいです。
特に、そのサウナで水風呂を潜る行為を禁止しているところであれば抑制力はかなり高いと思います。
水風呂の正しい入り方
マナーと言っても、初めてのサウナではどれが正しい方法かわかりませんよね。
サウナ初心者でも安心して水風呂に入れるように、マナー違反をしていない水風呂の正しい入り方について説明します。
順番は以下の通りです。
①サウナから出る
自分のタイミング(5〜12分)で十分の汗をかいたのでサウナから出ます。
サウナから出るときは周りに汗が飛ばないように全身の汗をタオルで拭いてからサウナを出るようにしましょう。
サウナ室は静かなので大きな足音を立てないようにしましょう。
②シャワーまたは掛け湯をする
サウナから出た後は、汗を大量に出ているのでシャワーや掛け湯をして全身の汗を流します。
汗の流し方は上記の通りで、
- シャワー(冷水)
- シャワー(温水)
- 掛け湯(水風呂)
- 掛け湯(湯船)
主に4種類あり、汗の流し方は人それぞれです。
サウナ後は急に冷水をかけると体に負担がかかるので、出来るだけ温水が望ましいです。
③水風呂に入る
身体の汗を流したら水風呂に入ります。
入り方としては、下半身から浸かり、ゆっくり上半身まで浸かっていきます。
水風呂の入る時間は人それぞれですが、30秒〜1分程度が平均的です。
水風呂に入るときは波を立てないようにゆっくりと入りましょう。
波を立ててはいけない理由はあるんですか?
水風呂の波を立ててはいけない理由は、
波を大きく立てて水風呂に入ると、他の水風呂に入っている人の温度の羽衣が剥がれてしまうから。
になります。
水風呂に入ってじっとしていると、身体を膜が覆うような感覚があり、それほど冷たく感じなくなります。
この膜のことを「羽衣」とサウナーの間では呼んでいます。
ですがこの羽衣は、水流を受けると剥がれてしまい、冷たさを感じるようになります。
水風呂に他の人が入っているときにズガズガと波を立てて進むと他の人の羽衣が剥がれてしまうので、人によっては不快に思う人もいます。
ですので、マナーとしては水風呂はゆっくり入るようにしましょう。
場合によってはトラブルになることもあるので注意です!
サウナ施設によってはあえて羽衣を纏わせない「ハイブラタイプ」の水風呂もあるのでそのときは例外です。
ハイブラタイプの水風呂ははジャグシーのようにずっと泡が出ている水風呂のことです。
④水風呂を出たらタオルで水分を拭き取る
水風呂を出たら、身体の水分を概ね拭き取ります。
体の表面にある水分を拭き取ることで急激に体が冷えることはないので、より休憩時間を割くことができます。
また、水分を拭き取ることで椅子等に座った時に、椅子が水浸しにならないので衛生的な部分とマナー的な部分としても水分を拭き取ることがオススメです。
みんなが気持ちよく施設を使うためには、思いやりの心が重要です!
⑤休憩する
水風呂から出たあとは外気浴また内気浴にて休憩します。
サウナ施設には、通称「ととのい椅子」と呼ばれるものが置いてあるので、その椅子に座って身体の熱を冷ましていきます。
休憩は基本的には1〜5分程度と体調やその人のタイミングによって違いますのでまちまちです。
休憩後は椅子に掛け湯をして綺麗にするのがマナーです!
潜水できる水風呂サウナ3選!
サウナでのマナーとして、水風呂に潜る行為は禁止されています。
それでも水風呂に潜ってととのいたい。。。
と言う方も多いのではないでしょうか。
実は水風呂に潜りたいサウナーのために、
水風呂に潜ってOKなサウナはあります。
そんな水風呂に合法的に潜りたい人はこちらのサウナがオススメです。
潜水できる水風呂①:かるまる池袋
- 汗を流せば、頭まで潜れる
- 4種類の水風呂
- 4種類のサウナ
利用料金 | 3,480円(通常) 1,980円(60分) 3,880円(120分) ※一般料金です。 |
サウナハット | 使用可能 |
サウナの温度 | 80℃(岩サウナ) 90℃(ケロサウナ) 50℃(蒸サウナ) 80℃(薪サウナ) |
水風呂の温度 | 6℃(サンダートルネード) 25℃(やすらぎ) 33℃(昇天) 14℃(アクリルアヴァント) |
サウナ室定員 | 30名(岩サウナ) 9名(ケロサウナ) 1名(蒸サウナ) 5名(薪サウナ) |
水風呂の定員 | 3~4名(サンダートルネード) 3~4名(やすらぎ) 4名(昇天) 1名(アクリルアヴァント) |
ローリュサービス | オートロウリュ(岩サウナ) アウフグース(岩サウナ) セルフロウリュ(ケロサウナ) |
ととのい椅子 | 25脚 |
外気浴 | |
洗い場の数 | 17台 |
・シャンプー ・リンス ・ボディーソープ | |
・ボディータオル | |
・フェイスタオル ・バスタオル | |
サウナグッズ置き場 | |
メガネ置き場 | |
小銭の必要性 | |
オススメセット数 | 10分×3セット |
かるまる池袋の公式サイトやSNS
かるまるの4種類の水風呂
サウナ名 | サンダートルネード |
温度 | 10度未満 |
定員 | 3~4人程度 |
サービス | ジェット水流あり |
かるまる池袋では水風呂で潜ることが可能です。
かるまる池袋は全国でも有名なサウナ施設です。
ここの強みは、サウナと水風呂の種類の多いことが全国のサウナーに人気があります。
かるまるでは、体をシャワーなどでしっかり汗をとれば、頭まで潜水可能になっています。
浴場内に「潜水可能」の張り紙が貼ってあるので、安心して水風呂に潜ることができます!
潜水できる水風呂②:朝日湯源泉ゆいる
- 汗を流せば、頭まで潜れる
- 150cmの頭まで浸かれる水風呂
利用料金 | 3,480円(通常) 1,980円(60分) 3,880円(120分) ※一般料金です。 |
サウナハット | 使用可能 |
サウナの温度 | 108℃ |
水風呂の温度 | 13℃ |
サウナ室定員 | 20名 |
水風呂の定員 | 6名 |
ローリュサービス | オートロウリュ(毎時15分と45分) アウフグース |
ととのい椅子 | 14脚(内気浴) 5脚(外気浴) |
外気浴 | |
洗い場の数 | 17台 |
・シャンプー ・リンス ・ボディーソープ | |
・ボディータオル | |
・フェイスタオル ・バスタオル | |
サウナグッズ置き場 | |
メガネ置き場 | |
小銭の必要性 | |
オススメセット数 | 10分×3セット |
朝日湯源泉ゆいるの公式サイトやSNS
朝日湯源泉ゆいるでは水風呂で潜ることが可能です。
朝日湯源泉ゆいるは神奈川県川崎市にあるサウナ施設です。
ここのサウナは水風呂が深いことが有名なサウナで、水風呂の深さは150cmもあります。
アウフグースにもかなり力を入れていて、毎回イベントがあり楽しめるサウナです。
150cmも深さがあるので、全身を水で覆うことができます!
潜水できる水風呂②:堀田湯
- 160cm超深い水風呂
- 銭湯サウナなのに露天風呂付き
利用料金 | 950円(男性) 800円(女性) |
サウナハット | 使用可能 |
サウナの温度 | 95℃ |
水風呂の温度 | 16℃ |
サウナ室定員 | 14名 |
水風呂の定員 | 6名 |
ローリュサービス | オートロウリュ(毎時0分と30分) スタッフロウリュ(毎時15分と45分) |
ととのい椅子 | 1脚(内気浴) 13脚(外気浴) |
外気浴 | |
洗い場の数 | |
・シャンプー ・リンス ・ボディーソープ | 番台にて購入可能 |
・ボディータオル | |
・フェイスタオル ・バスタオル | |
サウナグッズ置き場 | |
メガネ置き場 | |
小銭の必要性 | |
オススメセット数 | 10分×3セット |
朝日湯源泉ゆいるの公式サイトやSNS
堀田湯では水風呂で潜ることが可能です。
堀田湯は足立区にある銭湯サウナ施設です。
堀田湯は2022年4月にリニューアルされたので、施設はかなり新しくなっています。
銭湯サウナなのに露天風呂もあり、広さはかなりあります。
中でも、160cmの深さのある水風呂はかなりの人気で、遠方から来るサウナーも多いです。
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